古代エジプト博物館「やっぱりエジプトが好き」展

最終日(11/24)に行ってみた。昭和の紙モノの一部として、エジプト柄の書店ブックカバーや袋がいくつか展示されており、文字や絵柄を読み解いた解説がつけられていた。

展示品は、北名古屋市歴史民俗資料館『昭和日常博物館』からの借りもの。同博物館は、過去にブックカバーを含む紙モノ展をやったそうだが、他の書皮の所蔵品も見てみたい。

笠原書店(岡谷)

創業100周年記念として、かつて使われていた包装紙のデザインを復刻した文庫用ブックカバー(限定1500枚)。

現行カバーのデザインは1996年からというので、それまではこの絵柄のカバーが使われていたのであろう。デザインは洋画家の鈴木信太郎による。

鈴木信太郎は、人形やアネモネなどの花の絵をよく描いているようだが、商業デザインも手掛け、特に、マッターホーン(洋菓子店)、こけし屋(西洋料理店)、神田志乃多寿司などの包装紙のテイストは、このカバーに似ている。なお、『緑の画家 鈴木信太郎 - 喪失の祈り』(安藤京子著・慶應義塾大学出版会)という伝記に、マッターホーンの包装紙を描いたいきさつが語られている(p.90)。